第二次国会図書館紀行

これといった災害などもなく、無事国会図書館へ行って来ました。
(ところでヤケに厳戒態勢だったんですが、あれってサミットがちかいからなんでしょうかね。何せ社会情勢にとんと疎くて)

案の定寝坊をしてしまって、午後にしか行けなかったのが残念でしたが、今回も充分に実り多き収穫を得ました。

その結果は近日何らかの形でお披露目したいと思いますが、今回そのあまりのイキっぷりに図書館内で一人大爆笑(を堪えるのが大変)だったのが、

クルパーデンパ

これまたfuchiさんのお薦めだったので、ある程度の期待はしていたのですが、タイトルにまるで偽りのない逸品(イッ品?)でした。

小学一年生の掲載なのでのび太の設定は幼く、いわゆる「ホロリ」系とでもいう感じで、筋としては「いい感じ」のお話なんです。

ところが、例の幻のキャラクター「ガチャ子」がクルパーデンパなる、完全にヤバさ爆発の道具(?)を使用したことによって、登場人物はおろか、F先生にまでそのデンパが届いてしまったらしく、素晴らしいクルパーぶりを堪能させてくれます。

まあ、取りあえず扉絵だけでも十二分にそのクルパーぶりは伝わるので、ここに簡単ではありますが紹介してみます。

↑これがその扉絵。まあ、パッと見は普通の扉絵ですよ。

ただ、先ずは背後のクルパーデンパにマワされてしまった人々をご覧いただきたい。

↑しずちゃんからしてマワされっぱなし。扉絵の方を良くて見ていただくと、ご丁寧にがに股まで披露。十字目と鼻水がすこぶるクルパー。

↑で、これが元凶のガチャ子。今回初めて彼女(?)を見ましたが、違和感ありすぎ。

ただ、彼女のおかげでドラえもんの野比家におけるポジショニングに微妙な変化があったのか、ドラのギャグ漫画の宿命から解放されつつあります。(まあ、その後も思う存分コワれまくる時もあるので、何とも言えないですけど)

が、

もう変ドラの賢明な読者方はとっくに勘付いていると思うんですが、一番の笑いどころはズバリこれしかないでしょう。

強!烈! もう理屈抜きにクルパー。あのマルから発射されているのがいわゆる「クルパーデンパ」なんですが、いや、そんなことが言いたいんじゃなくてですね、要するにコレなんなの? と。

ビビリ笑いですよ、もう。悪辣極まる口や鼻。上下瞼とF先生の専売特許「互い違いの目」まで、よくもまあ小学一年生相手に無遠慮なコトしますよ(いや、しょっちゅうしてるんですが)。

これって悪魔をカリカチュアライズしている訳ですよね。でも、頭だけってのはもう……絶句です。

とにかく最狂に笑える作品でしたので、いつかあるでしょう「狂ドラ」特集の時にでも大フューチャリング決定ですねコレは。

・・・・・・・・・

それにしても今回は朝寝坊が痛かった。

何せ午後の請求は請求冊数も、コピー枚数も大幅に減るので、泣く泣く諦めた作品が多数出てしまった。

それに請求してから、雑誌が書庫から出されるまでが長い長い。時間に余裕のあるときならいざ知らず、結局二回分しか出来なかったのですから、そう言う意味でも開館同時に入館する意気込みでないとダメですね。

前回はそう言う意味では合格だったのですが、今回は甘く見てました。

なので、下で宣言しているコトの半分ほどしか達成できなかった。

ただまあ、大災害でも起きない限り又次の機会もあるわけで、第三回国会図書館紀行を計画する楽しみがありますよ。

ではでは。